#author("2024-04-10T16:36:00+09:00;2024-03-13T07:54:19+09:00","default:tanopro","tanopro")
#author("2024-04-10T16:36:17+09:00;2024-03-13T07:54:19+09:00","default:tanopro","tanopro")
#html{{
<h1 style="color: red; background-color: #FFFFCC; padding: 20px;">
GARP
</h1>

<div class="alert alert-warning" role="alert">
Gratuitous ARP
</div>
}}

// 概要
自端末のIPアドレスをターゲットIPアドレスにセットした特殊なARP要求です。

*検索 [#kensaku]
-GARP - Google 検索
https://www.google.com/search?q=GARP

*説明 [#setumei]
通常の[[ARP]]とGARPでは、ARPキャッシュの更新の仕組みが違うらしい?→要調査

[[図解入門TCP/IP]] p.120
→ARPキャッシュの動作は、機器やOS、OSのバージョンによって違うとのこと。

----
ARPでは、ARPリクエストを無視した=ARPリプライを返さないデバイスではARPキャッシュを保存しない仕様になっているはず。
(ChatGPTの説明によると)
しかし、GARPの場合は、ARPリプライを返さないデバイスでもARPキャッシュを保存して、GARPの送信元デバイスのIPアドレスとMACアドレスの対応を保存/更新する仕組みになっているとのこと。
(ChatGPTがハレーションで嘘を答えてるのだろうか?よく分からない)

----
ChatGPTやGeminiに質問したら、基本的にARPとGARPは別物と考えておけば良いとのこと。
 ARPパケットとGARPパケットは基本的に同じARPプロトコルを使用していますが、目的や使用方法が異なるため、異なるコンテキストで使用されます。

*参考 [#sankou]
-Gratuitous ARP - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/Gratuitous_ARP
>Gratuitous ARP (GARP)は[[ARP]]の一つで、ARPパケットの送信元ホスト自身の[[IPアドレス]]に対するARP([[IPアドレス]]に対応する[[MACアドレス]]の取得)である。
>主に、ホストにIPアドレスを割り当てる際に、他のホストがすでに同じIPアドレスを使用していないか確認したり、相手の通信機器の[[ARPテーブル]]に送信元ホストのIPアドレスとMACアドレスを追加させるために使用する。
([[DHCP]]によりIPアドレスを配布された後、当該IPアドレスが既に利用されていないかを確認する場合に用いる)ARP本来の目的である相手の接続機器のIPアドレスに対するMACアドレスの取得のために使用するわけではない。
>通常のARPパケットと異なっている点は Target Protocol AddressフィールドがARPパケットを送出したホストに割り当てられたもの、もしくは割り当てられようとしているものが設定されている点である。
Sender Protocol Addressフィールドは Target Protocol Addressフィールドと同じIPアドレスが設定されていることが多いが、必ずこのようになっているわけではない。
>もし、IPアドレスを設定する際に他のホストが既に同じIPアドレスを持っていると、そのホストがARP Operation がARP RequestであるGratuitous ARPを受信した際にGratuitous ARPを送信したホストに対してARP Replyを返送する。
そのため、この Gratuitous ARPに対する返信の有無でIPアドレスの重複を確認することができる。
>また、[[VRRP]]やMobile IPでもGratuitous ARPが使用されるが、これはIPアドレスの重複確認ではなく同一セグメント上のネットワーク機器上のARPキャッシュやL3テーブルを更新することでIPアドレスと機器の対応関係の更新を強制的におこなわせることを目的としている。
>なお、Gratuitous ARPではARPパケットのOperation フィールドにARP RequestとARP Replyのいずれも用いることができるが、アドレス重複確認を目的としてGratuitous ARPを使用する際にはARP Requestが用いられることが多い。

-GARP(Gratuitous ARP)とは
https://www.infraexpert.com/study/tcpip3.5.html
>GARP(Gratuitous ARP)はARPパケットの1つであり、以下の2つの役割を持っているプロトコルです。
① 自分自身に設定するIPアドレスが重複していないかどうかを検出
② 同一セグメントのネットワーク機器上のARPキャッシュを更新させる
>GARPとは、自分自身に設定するIPアドレスに対するARPのことです。
通常のARPでは宛先のIPアドレスに対して宛先のMACアドレスを得ようとしますが、GARPでは自身のIPアドレスに対して自身のMACアドレスを得ようとします。
自身のMACアドレスは知っているはずなのに、なぜ、自身のIPアドレスに対してARPを行うのかは、上記の2つの役割を実現するためです。
>CENTER:[[ARP]]、[[RARP]]、[[GARP]]の違い
~
CENTER:[[ARP]]、[[RARP]]、[[GARP]]の違い
| ARP | ・相手のIPアドレスからMACアドレスを得るためのプロトコル |
| RARP | ・MACアドレスから自身のIPアドレスを得るためのプロトコル |
| GARP | ・自身のIPアドレスが重複していないかどうかを検出するプロトコル |
|~| ・同一セグメントのネットワーク機器上のARPキャッシュを更新させるプロトコル |

*関連 [#kanren]
- [[ARP]]

トップ   編集 差分 履歴 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS