情報処理安全確保支援士(じょうほうしょりあんぜんかくほしえんし、Registered Information Security Specialist、略称:RISS)は、サイバーセキュリティ分野の日本国の国家資格。
有資格者は情報処理安全確保支援士の名称を使用して、政府機関や企業等における情報セキュリティ確保支援を業とする。情報セキュリティスペシャリスト試験の後継資格であるが、情報処理技術者からは独立した国家資格である。
試験の実施主体は情報処理推進機構(IPA)、有資格者の登録簿の管理、講習の実施などもIPAの所管となる。登録制度を持つ国家資格として情報処理技術者試験制度とは独立した資格であることから高度情報処理技術者試験には含まれないが、情報処理技術者試験制度のスキルレベル4(スキルレベルは1~4が設定されており、高度情報処理技術者試験はいずれもスキルレベル4である)と同等であり、共通キャリア・スキルフレームワークのレベル4(試験で認定される最高レベル)の前提要件とされている。