L2のケーブルを冗長化技術
リンクアグリゲーション (Link Aggregation, リンク集約)・LAG (Link Aggregation Group) は、 主にイーサネット接続における物理ポートを並列接続して1つの結合リンクとして集約する機能。
通常の物理ポート接続よりも通信容量を増やすことができ、物理リンクに障害が発生しても接続が切れずに冗長化できる。この機能のプロトコルは IEEE 802.1AXにより LACP (Link Aggregation Control Protocol) として標準化されている。
なお、標準化以前からベンダ独自で実装されたものがあり、主にシスコシステムズのイーサチャネル (EtherChannel) が広く使われる。
- リンクアグリゲーション機能|製品機能説明|パナソニックEWネットワークス株式会社|Panasonic
https://panasonic.co.jp/ew/pewnw/product/detail/22.htmlリンクアグリゲーション(Link Aggregation)とは、複数の物理回線を1つの論理リンクとして扱う技術です。
具体的に言えば、スイッチングハブ同士、あるいはサーバとスイッチングハブの間などを物理的に2本以上のLANケーブルでつなぎ、運用上は仮想的に1本の回線として扱う技術を言います。
ポートトランキング(port trunking)とも呼ばれます。
リンクアグリゲーションとは、複数の物理リンクを束ねて1つの論理リンクとして扱うことのできる技術のことです。
リンクアグリゲーションは、通信時に複数の物理リンクを同時に使用できることから、
2ポートのGigabitEthernetポートをリンクアグリゲーションしているので 1Gbps×2 = 2Gbps の帯域幅で通信することができます。リンクアグリゲーションを使用せず2本のケーブルでスイッチ間を接続すると、スパニングツリーが有効ならループが発生しないようにブロッキングポートが発生して、1Gbpsしか通信に使用できなくなります。
ゆえに2台のスイッチ間で冗長リンクを設ける場合、リンクアグリゲーションを使用するのが一般的です。
ちなみにリンクアグリゲーションはIEEE802.3adで標準化され、CiscoではEtherChannelという用語を使用しています。