単位時間当たりの呼の量のこと
呼量の単位はアーラン
「呼(こ)」とは、1回のやり取りを指す概念で、電話の場合は1回の通話のことを「呼」と言います。
コールセンターにおける「呼」は、顧客の電話がつながってから切るまでの1回あたりの通話を指し、「呼量」とは一定時間に通信回線を使用していた割合を意味します。呼量は「アーラン」と呼ばれる単位で表され、以下の計算式で求めます。
呼量 = 呼数 × 平均利用時間 / 対象時間
例えば、1時間(3,600秒)の間に10回の通話(呼数)があり、平均利用時間が5分(300秒)だった場合、呼量は「0.8333アーラン」と算出できます。