OSI参照モデルは、ネットワークの構造を7階層に分けて考えたもの。
階層の名前の覚え方は「アプセトネデブ」で、
上から順番に
ネスペ教科書 (p.12)
あまり難しく考えず、プロトコルを整理するために7階層に分けた、くらいに考えてください。
階層に分けることは理にかなっています。
例えば、製品開発をするときに便利です。
各ネットワーク機器は、どの階層の処理を行うのかを意識して設計されています。
例えば、スイッチングハブは2層のデータリンク層の処理を行う装置です。
上位である3層のネットワーク層の処理には関与しません。
このように、自分が担当する層の機能だけを実現すればいいので、設計が楽になるのです。
OSI参照モデル(OSIさんしょうモデル、英: OSI reference model)は、コンピュータネットワークで利用されている多数のプロトコルについて、それぞれの役割を分類し、明確化するためのモデルである。
国際標準化機構 (ISO) によって策定された。
OSI基本参照モデル、OSIモデルなどとも呼ばれ、通信機能(通信プロトコル)を7つの階層に分けて定義している。
国際標準化機構(こくさいひょうじゅんかきこう、英: International Organization for Standardization)、略称: 英・仏:ISO(アイエスオー、イソ、アイソ)は、各国の国家標準化団体で構成される非政府組織である。
スイス・ジュネーヴに本部を置く、スイス民法による非営利法人である。
1947年2月23日に設立された。
国際的な標準である国際規格 (IS : international standard / norme internationale) を策定している。国際連合経済社会理事会に総合協議資格 (general consultative status / statut consultatif général) を有する機関に認定された最初の組織の1つである。