IPアドレスで、ネットワークアドレスの範囲を示すための値
先頭から何ビット目までがネットワークアドレスか?を示す値
IPアドレスで、ネットワークアドレスとホストアドレスの境目を示す32ビットの値。
サブネットマスクの記法
(例) 192.168.1.100/24
/24 の部分がプレフィックス長
サブネットマスク(英語: subnet mask)とは、IPアドレスを分割して、どこがネットワークアドレス部分で、どこが端末を表すホストアドレス部分かを識別するために使う数値。
IPv4の場合は32ビット、IPv6の場合は128ビットの数値である。
10進数又は16進数で表記する。
10進数表記の場合は8ビット毎に.(ドット)で区切り、16進数の場合は区切らずに、先頭に0xを付加し16進数表記であることを示す。
10進数表記はパソコンや小型のネットワーク機器、16進数表記は大型のネットワーク機器や古いネットワーク機器で使用される事が多い。IPv6の場合
IPv6では、ネットワークアドレスとホストアドレスを区別するためにはサブネットマスクの代わりにプレフィクス長が使われることが一般的である。
例えば 2001:db8::1/64 (省略しないで書くと 2001:0db8:0000:0000:0000:0000:0000:0001/64) は、「前方64ビットがネットワークアドレスであり、残りの64ビットがホストアドレスである」ことを表す。
サブネットマスクとは
IPアドレスのうち、ネットワークアドレスとホストアドレスを識別するための数値。
コンピューターが同じLANにいるかを判断する際に利用されることが多い。サブネットマスクの「サブネット」とは、ネットワークを複数の小さなネットワークに分割したもののこと。
「マスク」は「覆い隠すもの」という意味がある。
IPアドレスとサブネットマスクを組み合わせることで、ネットワークの範囲(サブネット)を指定できる。
サブネットマスクを2進法で表記したとき、1になるところがネットワークアドレス、0になるところがホストアドレスになる。
例えば、「255.255.255.0」を2進法で表すと、「11111111 11111111 11111111 00000000」になる。
サブネットマスク(subnet mast)は、ネットワークの範囲を定義するために使用します。
サブネットマスクはIPv4のIPアドレスを使用している場合のみに使用します。
「IPv4ってなに?」と思われる方は、「IPv6」を意識して使用していない場合は、ほぼすべてでIPv4のIPアドレスが使用されており、サブネットマスクの使用に該当します。
クラスレスアドレッシングでは「プレフィックス長」と呼ばれるものを使用します。
プレフィックス長はネットワーク部の長さを表記するもので,IPアドレスの後ろに「/」をつけ,その後ろにネットワーク部の長さを記入します。
この表記法は「CIDR表記」などと呼ばれます。