L3における端末(ホスト)住所がIPアドレス。
物理的にNICに割り当てられているMACアドレスと違って、IPアドレスは後から自由に割り当てることができる。(MACアドレスもツールを使えば書き換えることも可能)
インターネットで通信するための住所が「IPアドレス」
192.168.1.100 というIPアドレスがあった場合、
第1オクテット:192 * 256^3
第2オクテット:168 * 256^2
第3オクテット:1 * 256^1
第4オクテット:100 * 256^0
の合計値になる。
(192 * 256^3) + (168 * 256^2) + (1 * 256^1) + (100 * 256^0)
= (192 * 16777216) + (168 * 65536) + (1 * 256) + (100 * 1)
= 3221225472 + 11010048 + 256 + 100
= 3232309876
= 32億3230万9876
IPアドレス(アイピーアドレス、IP address)は、Internet Protocol(IP)で通信相手を識別するための番号である。
インターネットアドレスとも呼ばれる。
概要
IPアドレスは、IPネットワーク上の情報機器を識別するために指定するネットワーク層における識別用の番号である。
データリンク層のMACアドレスを物理アドレスということに対応して、論理アドレスとも呼ばれる。
IPのバージョン(IPv4とIPv6)に応じて、IPv4のIPアドレス(IPv4アドレス)とIPv6のIPアドレス(IPv6アドレス)がある。
当初、RFC 791でIPを定義した際に、IPが現在のIPv4に当たるもののみであったことから、狭義では、単にIPアドレスと呼称した場合にIPv4のIPアドレスを意味する場合がある。IPアドレスは、IPv4では32ビット、IPv6では128ビットの数値である。
この数値のうち、最上位ビット(MSB)に近い側をネットワーク部、最下位ビット(LSB)に近い側をホスト部として区別する。
ネットワーク部がネットワークを指定し、ホスト部がそのネットワーク内の機器を指定する。
ネットワーク部とホスト部の区別にはサブネットマスクを用いることができる(ある)。