RTP

RTPとは、データストリーミングで使うアプリケーション層(7層)のプロトコルで、トランスポート層(4層)では、TCPではなくUDPを使う。
単なるUDPだとシーケンス(順序)の管理はできないが、RTPでは順序の情報を入れているので、受け取り側で並べ替えることが可能。
UDPとRTPのパケット構造の違いに注意。

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説明

RTPは、UDPの欠点(順序がない)を補うためのプロトコル。
文字通り、IP電話などのリアルタイム通信に使われる。

12バイトのRTPデータには、

  1. 順番を管理するシーケンス番号
  2. 時刻情報を記載したタイムスタンプ
    などが含まれており、受信側でストリーミングデータの順番を並び替えることができる。

RUDP(Reliable User Datagram Protocol )

UDPの欠点を改良したプロトコルとして、RUDP(Reliable User Datagram Protocol )もある。

QUIC

参考

RTP_UDP_header.png

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