#author("2024-04-02T16:48:23+09:00;2024-04-02T16:29:52+09:00","default:tanopro","tanopro") #author("2024-04-02T17:01:22+09:00;2024-04-02T16:29:52+09:00","default:tanopro","tanopro") #html{{ <h1 style="color: red; background-color: #FFFFCC; padding: 20px;"> アーラン </h1> <div class="alert alert-warning" role="alert"> erlang </div> }} // 概要 [[呼量]]の単位 //---------------------------------------- #contents //---------------------------------------- *検索 [#w8e3d0b2] -アーラン - Google 検索 https://www.google.com/search?q=%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3 *説明 [#v9235aeb] 電話の[[呼量]]の単位 広義には資源の利用状況を示す値 呼量 = 呼数 × 平均利用時間 / 対象時間 ** 計算例 [#yb0afb4d] ネットワークスペシャリスト 過去問研究 R4(2022年) 午前2 [[NW_R4_AM2]] -問1 180台の電話機のトラフィックを調べたところ、電話機1台当たりの呼の発生頻度(発着呼の合計)は3分に1回、平均回線保留時間は80秒であった。このときの呼量は何アーランか。 --【ア】 4 --【イ】 12 --【ウ】 45 --【エ】 80 呼量 = 呼数 × 平均利用時間 / 対象時間 -呼:3分に1回 → 60分に20回 → 1時間に20回 → 1時間あたりの呼数は20個 -平均利用時間:平均80秒 → 80秒は 80 / 60分 → 80 / 60 分は 80 / 3600 時間 電話1台あたりの呼量は、 呼量 = 呼数 × 平均利用時間 / 対象時間 ↓ 呼量 = 20 × (80 / 3600) / 1 電話180台の全部の呼量は、180倍すれば良いので、 電話180台全部の呼量 = 180 × ( 20 × (80 / 3600) / 1) = 180 × 20 × 80 / 3600 = 18 × 2 × 80 / 36 で 18×2は36 なので、分子の36と分母の36を相殺すると答えは80アーラン *参考 [#ae16a2b1] -アーラン - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3 >アーラン(英語 erlang)は音声電話の分野で用いられる、通信トラヒック量に関する統計的な尺度であり、無次元数である。 デンマークの電話技師であり、通信トラヒック工学や待ち行列理論の開祖である、アグナー・アーランの名にちなむ。 >記号 E, el, erl 量 アーラン値(1時間で平均した資源利用率) >トラヒックの計算において、1アーランは1つの資源を継続的に利用している(または2つの資源を50%の頻度で利用している、などの)状況を意味している。 *関連 [#g3b83c79] -[[呼]] -[[呼数]] -[[呼量]]