#author("2024-04-09T11:38:22+09:00;2024-04-09T11:15:43+09:00","default:tanopro","tanopro")
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#html{{
<h1 style="color: red; background-color: #FFFFCC; padding: 20px;">
MACアドレス
</h1>

<div class="alert alert-warning" role="alert">
Media Access Control address
</div>
}}

// 概要
MACアドレスとは、L2で使われるアドレスのこと。
MACアドレスは48ビット。

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#contents
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*検索 [#id1a5a9c]
-MACアドレス - Google 検索
https://www.google.co.jp/search?q=MAC%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9

*説明 [#a52a68af]
[[ネスペ教科書]] (p.14)
MACアドレス(MAC:Media Access Control)は、世界中で一つしか存在しないように機器のメーカーが機器ごとに割り当てた固有の番号です。
正確には、[[NIC]]ごとに一つずつ割り振ります。
二つのNIC機能を持つ機器には、MACアドレスが二つあります。

** MACアドレスのフォーマット [#u8eb9dce]
MACアドレスは、48bitで構成されています。
前半の24bitはNICのメーカー(製造者)に割り当てられた[[OUI]](Organization Unique Identifier)で、
後半の24bitは製造者が独自に割り当てた機器ごとの番号です。
OUIから製造者を調べることができます。
例えば、AppleのOUIは00-1B-63、DellのOUIは00-1D-09です。

** MACアドレスの書き換え [#v24fb282]
MACアドレスは書き換えが可能なので、[[MACアドレスフィルタリング]]は認証として不十分です。

-MACアドレス 書き換え - Google 検索
https://www.google.com/search?q=MAC%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9+%E6%9B%B8%E3%81%8D%E6%8F%9B%E3%81%88

-進むMACアドレスのランダム化。影響や切り替え方法をご紹介 | Wi-Fiコラム Powered by NTTBP
https://www.ntt-bp.net/column/blog/2021/12/post-64.html

-MACアドレス制限は“効果ゼロ”今さら聞けない「無線LAN認証」の基本【1/4】 | 大塚商会
https://www.otsuka-shokai.co.jp/products/security/internet/network/netattest-ots/mac-adress/01.html

*参考 [#u82c39e5]
-MACアドレス - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/MAC%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9
>MACアドレス(マック・アドレス、英語: Media Access Control address)とは、Media Access Controlにおいて、ネットワークインタフェースを識別するために使用される識別子である。
[[OSI参照モデル]]でいえば、第2層(データリンク層)にあたる。
>原則として全てのネットワーク機器に一意に割り当てられるが、様々な要因で例外が存在する。
>WindowsのコマンドプロンプトではPhysical Addressと表記されており、単に&color(red){物理アドレス};と呼ばれたりNode ID(ノードID)の別名でも呼ばれたりすることがある。
>イーサネットやIEEE 802.11 (Wi-Fi)の場合、48ビット(EUI-48)の符号である。
MACアドレスの表現には、04-A3-43-5F-43-23や32:61:3C:4E:B6:05といったオクテットで区切り16進数表現を用いる。
このMACアドレスの6つのオクテットのうち、最初の3オクテットがベンダーID部、次の1オクテットが機種ID、最後の2オクテットがシリアルIDとなることが一般的である。
この場合、上位4オクテットでネットワーク機器の機種名まで特定可能である。
>''変更と重複''
MACアドレスは物理アドレスと呼ばれるが、ソフトウェアの設定により変更可能なネットワーク機器も存在する。
また、仮想マシンなどでは任意の値に変更できる場合もある。
MACアドレスは物理アドレスと呼ばれるが、&color(red){ソフトウェアの設定により変更可能};なネットワーク機器も存在する。
また、&color(red){仮想マシンなどでは任意の値に変更できる};場合もある。
このため、無線LAN (Wi-Fi)などの情報セキュリティの確保のためにMACアドレス・フィルタリングを利用する場合、ブラックリストによる防御は突破される可能性がある。
>また、以下のOSでは、程度の差こそあれWi-Fiにおいて毎回異なるMACアドレスを使用する。
>また、以下のOSでは、程度の差こそあれ&color(red){Wi-Fiにおいて毎回異なるMACアドレスを使用};する。
・ iOS、iPadOS、watchOS
・ Android
・ Windows 10
このようにMACアドレスは変更可能なため、MACアドレスが重複することがある。
このように&color(red){MACアドレスは変更可能なため、MACアドレスが重複することがある。};
また、ハードウェアの出荷時点から重複が存在している可能性がRFC 7136やRFC 7217で指摘されている。

*関連 [#gaac48a7]
- [[イーサネット]]
- [[ARPスプーフィング]]

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