コンピューターとは何か?
英語の「コンピューター」(computer)は、日本語に訳すと「電子計算機」という意味です。
電気で動く高速な計算機がコンピューターです。
世界初のコンピューターは、1940年頃に作られました。
コンピューターがなかった時代は、人間がソロバンなどを使って手で計算をしていました。
歴史
- 1940年 ツーゼがZ2をベースに全リレー式の計算機Z3を作成。
- 1942年 ジョン・アタナソフとクリフォード・ベリーが真空管を使って演算処理をするデジタル計算機ABCを作成。
- 1943年 ローレンツSZ42暗号機によるドイツ軍の暗号を解読するため、イギリスでColossusが発明される。
- 1944年 ツーゼがZ4を作成。メモリ部分は機械式に戻る。
- 1945年 ジョン・フォン・ノイマンのEDVACに関する報告書の第一草稿が発表。プログラム内蔵方式が提唱される。
- 1946年 ペンシルベニア大学で真空管を使って演算処理をするデジタル計算機ENIACが作成される。一般に広く知られた初のコンピュータ。
世界初のコンピューター「ENIAC」(エニアック)
昔のコンピューターはタンスのように大きい箱でした。
今では小さくなって、持ち運びも簡単になりました。
人間 VS コンピューター
コンピューターは、例えるなら、電気仕掛けの召し使い/執事みたいなものです。
コンピューターは電気を与えておけば、1日24時間働き続けるし、いくらコキ使っても文句を言われません。
パソコンを10台持っている人なら、自分の部下が10人いるようなもの。
人間の代わりにコンピューターが仕事をやってくれたら、その分だけ人間は楽ができますね!
どうでしょうか?
あなたもコンピューターに命令(プログラミング)してみたくなってきませんか?
しかし、困ったことにコンピューターは頑固者で融通が利かないやつなんです!
人間が正確に命令を出さないと、ほんの少しでも間違っていれば、正しく動きません。
コンピューターに命令するときは、バグ(間違い)がないように注意しないといけないのです。
コンピューターに複雑な仕事をやらせようとすると、間違いのないようにプログラムを書かなければいけないので、結構大変だったりします。